どんなんだって怖いものは怖い。不意に思い知る犬恐怖症。


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。見る分には良いんですよ。可愛いですよね、小型犬。よく躾された(←ここ大事)大型犬も遠目で眺める分には、微笑ましくみえないこともない。わかるんです。愛らしさという意味でのわんわんは。でもね。近距離はだめです。0距離は本当に勘弁してください(土下座

小心者なんでチワワでも無理です。

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愛玩犬、座敷犬。その愛くるしい見た目で飼い主の心を鷲掴みにし、ストレス社会に生きる人間をいやしてくれる天使のような存在。言い過ぎ?でも、溺愛してやまない飼い主さんにとっての気持ちってこれ以上のものだと思うんですよね。だって、傍から眺める分でもその可愛さは十分に理解できますから。

でもね…接近戦はまじで無理です。可愛さよりも恐怖しか感じないです。汚いとか臭いとかそんな嫌悪感からくるものではなく、純粋に生物としてコワイ。遠目では、かわいいわんわんねぇ♪とほのぼのできたのが、間近にすれば顔が強張って仕方ないんですよね。人目があるため片意地はって「おほほほ」の姿勢は決して崩さないが、内心冷や汗もので早くその場を立ち去りたくて仕方ないという小心者なんですよ。だって、いつ襲撃されるか分かったもんじゃないですか?偏見?うちの犬はそんなことしない?飼い主さんの言い分?うん、それもよくわかるよ!頭ではわかっているんです。そもそも、そうであろう犬であるからまだ接近できるわけでして…。つまり野犬レベルの犬であれば、そっこーで逃亡を図っているので、こんな話にもならないんですよね。そういえば、犬にはその人が怖がっているかどうかはすぐわかると聞いたことあるんですけど、これ本当なんですかね?もし信実なら、私の必死の演技ってまったくの無意味???うぎゃっ。恥ずかしい///

原因はトラウマ?ありがちだけど根深い。

なんでこんなになっちゃったんですかね?自分でも何を大げさなと呆れないこともないんですよ…。ドーベルマンとか土佐犬とか…見るからに厳つい犬に恐怖心を覚えるのはまぁ共感してもらえ易いじゃないですか?怖い!って言っても許される環境みたいなものがそこにあるっていうか…。でもチワワとかチワワとかその他大勢の小型犬にまで危機感丸出し、へっぴり腰で対峙せざるをえないって、なかなかに情けない状況であるんですよ。しかもいい大人ですからね。じゃぁ完全に克服したいかといえば、実は意外とそうでもなかったりします。心の垣根を取り払うほどには幼少期に受けた犬との出来事が色あせてない現実なんです。トラウマってやつは案外と根深い。

幼少期のトラウマを語る。

 小型犬との思い出

 親戚にちわわを群れで飼っている家がありまして、そこの家に行くとそりゃもうぎゃんぎゃんきゃんきゃんと吠え捲られるんですよ。まだ敷地内に足を数歩踏み入れただけで、もう襲い掛からんばかりに犬歯剥き出しで吠えたてるちわわの軍団。思い出しただけでむかつく(←紛うことなき本音)別に虐めたことがあるわけでもないのに、この扱い。むしろ触りたかったくらいなのに、いきなりの拒否。飼い主の親戚のおっちゃんはまったくのスルーだしで…何度となくこのやり取りを繰り返すうちに、完全に小型犬が苦手となりました。(因みに親戚のおっちゃんも)

ほぼ野犬との死闘(←言い過ぎ

 に住んでいる友達がいましてね。年に数度訪ねては遊ぶ機会があったんです。その日も両親とともに遊びにいったんですが、めったに会えない友達と遊びたくて遊びたくて気が急いていた私は両親が止めるのも聞かずに一人で先に友人宅への一本道を駆けあがっていったんです。しかし、これがいけなかった。半分ほど歩いたところで、立ちふさがる薄汚れた白い犬。今思えば中型犬くらいの大きさかなぁ。でも当時はそれはそれは巨大な犬に見えました。こちらも子供だったしね。その犬が、いきなり襲い掛かってきたから溜まったもんじゃない。必死の思いで脇の林に入って1本の木を盾にして犬の攻撃を避け続けました。あれですよ。木を囲ってぐるぐるぐるするってやつ。この後、どうやってこの犬を撒いたか記憶にないんですよね。

どうやって逃げたんだろう?今でも不思議だ。

大型犬(飼い犬)に噛まれる。妹が!

散歩中の犬で、飼い主さんがリードをつけていたにも関わらずすれ違いざま噛まれました。私ではなく妹が!これが結構な大きさの犬で。近所でもその存在感から有名な犬でした。なぜに?妹が噛まれたか?それは与り知りません。真実は闇です。このころの私はすっかり犬コワイ症候群を患っていたので、すれ違うなどという愚行を起こすはずもなく、しっかり距離をとっていたので、その現場を見たわけでもなく詳細はまったくの不明。妹の「痛いっ!」という悲鳴だけがその事実を知らせていました。っていうか、感情が高ぶりすぎて記憶がない。噛んだ!噛んだ!犬が噛んだぁああああ!頭の中、もうこれしか渦巻いてなかった(猛省

隣の犬が列車事故で…

隣の飼い犬がよく放し飼いされていたんですけど、リードつけたまま野放しにするんですよね。それがいけなかったのか、ある日の朝少し離れた線路わきで首が無い状態で発見されました。もうこれホラーだよ。

危険感知能力として残しておこうと固く決意。

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うん。犬に対する並々ならぬ恐怖心はやっぱトラウマからくるものだった!とわかったところで、特に克服する必要性も感じなくなったんだけども。あれれ???だってやっぱり噛まれたくないんだ。

もういいんだ。チキンハートと罵られてももういいんだ!

今後も胸を張ってとはいかないけれども、それとなく犬を避けて生きていくとにします!といいつつ、犬を見かけたと同時にあからさまに進行方向を変えた人がいればそれは私です。

そういえば、自分家の犬は別の話。

 はっ!実家にて2匹犬を飼っていたんだった(唐突)

もう何年前だろう。それはそれは丹念に可愛がっていた記憶も思い出しました!(なんて薄情なんだとしばし自己嫌悪)あの子たちのおかげで多少犬に対する恐怖心が和らいだんだった。しっかり愛されている子(犬)たちは、無暗に人を襲ったりしないという認識が実体験を通して身についたというか、そのおかげで今知らない犬でもあからさまにおびえるという愚かな行為をしなくて済んでます。

 やっぱり怖いものは怖いんで、敢えて自分からは近づかないけれども…もうこれは仕方ない